家族が幸せに
生き抜いていける確信を。
不動産投資に関する情報量があふれている中、全ての知識を詰め込もうと思ったら時間がいくらあっても足りません。また、「どんな物件を買うべきか」はお客様の属性、目的、目標の3つによって決まるので、ポイントに絞って、運用が成功するための知識を深いレベルで身に付けることが重要です。
不動産投資は、株式投資と同じで売却完了して初めて、損したか得したかがわかります。これは極めて重要な事実です。
保有期間中キャッシュフローをいかに得ていても、売却した価格が著しく低い場合はトータルで見たら損していることになるのです。
ですから将来の売却時、いったいこの物件はいくらに値下がりしている可能性が高いだろうか?ということを予測して購入することは非常に重要です。
「自己資金ゼロで物件が買えますよ」「自己資金100万円で一棟物件が買えますよ」
という営業トークに心惹かれて物件を購入したら相場より著しく高い金額で購入していた。という事例が後を絶ちません。
これはすなわち、売却時に売却損が多額に出るということを意味していますから、運用が失敗に終わる、または損益分岐点が30年後などの塩漬け資産になってしまう可能性を意味しています。
不動産投資は、想定可能なコストと、想定困難なコストが存在します。
想定可能なコストとは、水道光熱費、固定資産税、建物管理費、修繕積立金、賃貸管理費などのあらかじめ認識できるコストです。
想定困難なコストとは、募集広告費、原状回復費、建物修繕費、空室損などのコストです。
また、よく盲点となりがちな所得税や譲渡所得税等のコストも把握しておくことが重要です。
不動産投資はこれらすべてのコストが収入から差し引かれるため、できるだけ正確なキャッシュフローや最終利益を想定できるようになるために必要不可欠な知識です。